スキャン前の補正作業

紙でのマークシート調査では、下記のように、正しい回答を機械的に読み取ることができない場合があります。

  • 塗りつぶしたマークを二重線や×で修正している
  • 裏面の記入内容が裏写りしたり汚れて、マーク部分が黒くなっている
  • マークを塗りつぶさず、チェックや○で回答している
  • 極端に塗りが薄い

特に、多様な方を対象とする住民アンケートや屋外イベントの来場者アンケート等では想定外のことが起こりやすく、より正確なデータを取得するために、回収した調査票のチェックと補正作業が必要です。

用意するもの

  • 修正テープ
  • 裏写りしない黒色のペン(または鉛筆)

「マークあり」と読み取ってしまうケースの対応

「マークなし」という意味合いの回答なのに「マークあり」と読み取ってしまうと思われる場合には、修正テープでマークを消します。

「マークなし」と読み取ってしまうケースの対応

「マークあり」という意味合いの回答なのに「マークなし」と読み取ってしまうと思われる場合には、裏写りしない黒色のペン(または鉛筆)で上からマークを塗りつぶします。

終わりに

調査票のチェックと補正作業が終わったら、チュートリアル「Tutorial #3 – スキャンの仕方」を参考にスキャン作業を進めてください。

Mark2実行後の処理結果の確認の行程(チュートリアル「Tutorial #1 – はじめてのMark2」の「STEP4. 処理結果の確認」)でも、再度、データチェックをしますので、ここでは『見つけたところだけ』補正するのでも大丈夫です。反対に、ここでの作業をしっかりしておくと、後のデータチェック作業が楽になります。