Mark2の座標リポジトリをCDNに移行

マークシートシステム Mark2ではマークシートのマーク欄の座標情報を記述したエクセルファイルを利用します。複数の拠点で同一のマークシートを利用する時を想定して、エクセルファイルを事前に座標リポジトリに登録することで、このエクセルファイルを利用者に配布する必要なくマーク認識の処理を実行することが可能です。

この座標リポジトリのシステムはWebアプリとして開発して運用してきましたが、このくらいのことであれば普通にCDN経由でデータを配信するシンプルな構成でもよいのではないかと考え、Mark2のシステム構成を変更しました。

これまではMark2にアクセスして座標リポジトリからデータをダウンロードするまで最大で7秒程度の待ち時間が発生していましたが、CDNを利用することで通常であれば1秒以内にはデータがダウンロードできるようになりました。